電動アシスト自転車は通販で探せば選択肢が広がる...
右肩上がりで台数を伸張させている乗り物があります。
2008年に出荷台数で原チャリを抜いた電動アシスト付自転車です。
ダイエットやエコロジー&エコノミーをキーワードに、近年にない自転車ブームといわれているのですが、じつは自転車市場さえも2004年を頂点に出荷台数が減少しているのです。
そんな中で毎年115%前後、2000年から2008年で見ると、200%増を果たしているそうです。
庶民の足であった原チャリを抜いたのは、いくつかの要因があるとおもいます。
まず、2006年6月から駐禁取締りが強化されて「路駐」しにくくなったこと。
2008年のガソリン価格高騰も原チャリが敬遠された要因のひとつでしょう。
こうした原チャリを取り巻くオウンゴールに加えて、2008年12月に電動アシスト付自転車が法改正を受けたのも大きいと思います。
従来の規制は「人力1」に対し、モーターも「アシスト力1」の「1:1」だったのですが、法改正で「1:2」とアシスト力の比率上限が高まったのです。
新規制に対応することで、「登坂路でのアシスト」という電動アシスト付自転車に求められる最大の魅力が大幅に向上しました。
一度試乗すれば瞬時に分かるが、最新の電動アシスト付自転車は、普通の自転車が「漕ぎ損!」と思わせるほど、スイスイと急坂を平地のようにクリアしてしまうそうです。
課題の航続距離も年々伸びており、車種やバッテリーの容量で異なりますが、より実態に即して厳しくなった新業界標準走行条件でも40kmを超えるモデルも出てきているようです。
さらに、下り坂だけでなく平地走行時でも回生充電するモデルや2輪ともに駆動する全輪駆動や折りたたみタイプなど、多様化が進んでいるのも人気を加速させています。