クロックスのマリンディがオススメ
ここ数年、サンダルと言えばクロックスかその類似品が、世界各国でメインストリーム的な存在となっています。
今ではハイヒールやスポーツシューズ的なものまでがバリエーションとして販売されています。
クロックスは、一般にはサンダルに分類されているが、2002年に初代製品が登場した頃には、欧米ではソフトクロッグというカテゴリー名で呼ばれていたようです。
クロッグとは、本来、木靴を意味し、ぬかるみなどを歩く際に足を濡らさぬように使われるものでした。
そう聞けば、水害の多かったオランダで木靴が発達したのも、何となく納得できる気がします。
さて、クロックスの「マリンディ」はおしゃれ感のある浅めのレディース用フラットシューズです。
スタイリッシュで遊び心いっぱいのフラットシューズは、履き心地の良さはもちろん、スリムでフェミニン、カジュアルでシックなデザインを実現しています。
特徴としてクロックスが開発したオリジナル素材『クロスライト材』はクロックスが開発したオリジナル素材で、フォーム密度が高い為、抗菌性に優れ、素足をドライに保ちます。
さらにマリンディには全面にしずく型の5つの穴がデザインされており、その通気穴と、バッグがストラップでサンダル風になっているので、通気性があって夏でも蒸れにくいシューズになっています。
高いクッション性から、足にかかる筋力疲労度を約60%抑制することも人間工学による検証により分かっており、快適性の高い履き心地を得られる事は間違いありません。
クロックスのサンダルはカラー豊富な1色使いか、あっても本体とストラップなどの2色使いですが、マリンディには、「マリンディ・レオパード」という豹柄タイプがあります。
他のクロックスのサンダルとは違うタイプですが、遊び心のあるデザインで、ゴールドとピンクの2色あります。
テーマによって色選びも、一日の始まりを楽しく演出してくれる事でしょう。
機能性、履き心地、スタイル、デザイン性、どれを取っても一押しサンダルです。
どんなジャンルでもそうですが、ある製品が市場を席巻しているときには、後発のプロジェクトはどうしてもその後追いになりがちです。
最近の例では、ストレート型のスマートフォン端末が、おしなべてiPhone的なデザインになっています。
そこにまったく新機軸プロダクトを投入するのは、確かにリスクも大きい訳です。
しかし、似たような製品の中で表層的な差を付けることに明け暮れ、結局は価格競争に突入して、数は出ても利益が確保できない状態とどちらを選ぶかと言われれば、真のクリエーターは迷わず前者を選択するでしょう。
マリンディはそのために必要な、先行品とは明確に異なる製品哲学が感じられます。
他分野の製品にも、同様の根源的な発想の転換やチャレンジ精神を求めたいです。